イラクでは英国の警備会社に雇われた斉藤さんの安否がいまだわからない。ゲリラ組織に拘束されたままである。
そもそも、こうした民間の警備会社の"兵士”が今2万人もイラク国内で活動しているという自体に驚かされる。
まさしく
戦争の民間委託だ。
兵站部門の物資輸送を民間の会社に委託、その警備も民間に委託。コストの問題なのだ。
命の係わる行為に対してコストが優先されている現在。コスト優先策を打ち出した本人は自分の命をリスクに晒すことは無いのだ。
人命の安売りに違わない。
この状況は、戦争を商売とする集団を続々と生み出している。戦争特需は昔からあった話だが、現代の”特需”は少しばかり様相が違う。
今の状況を早く辞めさせなければならない。非戦の要である日本国憲法第9条を今こそ世界に広めたい!